最初は人工授精や体外受精をすすめられることに抵抗があるかもしれません。 専門医のアドバイスを受け、自然に妊娠したいと望まれる方も多く、基本的な検査で特定の問題が見当たらなかったご夫婦には、タイミング法を指導させていただいております。 排卵の時期を正確に知り、それに合わせた夫婦生活をもつことにより、不妊治療の理解も深めていただけるでしょう。
基礎検査
基礎体温測定・フーナーテスト・精液検査・頸管粘液検査・子宮卵管造影・経膣超音波検査・血液検査 を行い、不妊の原因を診断します。 以下の条件が満たされれば、タイミング法をおすすめします。
- 夫の精子が正常である
- 妻の卵管が両方とも通っている
- 年齢が若い
- 結婚してそれほど年数が経っていない
- できるだけ自然に妊娠したい
タイミング指導
自然周期での排卵日を予測し、妊娠の可能性の高い日に性交を持つよう指導します。 現在では2〜3時間の誤差で排卵時間を予測することができます。
黄体補充
飲み薬や注射を使い、排卵前には黄体誘発ホルモンの補充、排卵後に黄体ホルモンの補充を行います。