立冬(りっとう)

■2024年の立冬
117日(木)〜1121日(木)

立冬は、「冬が立つ」と書く通り、冬の始まりを意味し、急激な気温の低下に伴い、体が冷えやすくなります。暖かい服装や適度な運動で体温を保つことが大切です。また、冬は空気が乾燥しやすいので、加湿器を使用したり、こまめに水分補給を心がけるとよいでしょう。

帰宅後は手洗いやうがいを徹底し、バランスの良い食事で免疫力を高めることも重要です。

冬に向け準備すること

1.衣類の準備

冬用のコートやセーター、手袋、マフラーなどを用意しておくと安心です。

2.暖房器具の点検

ストーブやヒーターなどの暖房器具が正常に動作するか確認し、必要ならばメンテナンスを行いましょう。

3.冬の食材のストック

旬の野菜や果物、鍋料理の材料を揃えておくと、寒い日にも温かい食事を楽しめます。

4.ビタミンDの摂取

日照時間が短くなることでビタミンD不足になりがちなので、サプリメントやビタミンD豊富な食材(魚、卵、きのこ類など)を取り入れるとよいでしょう。

旬の食材と調理例

果物


甘くて栄養豊富な柿は、ビタミンCや食物繊維が豊富。

みかん
冬の風物詩であるみかんは、ビタミンCを多く含みます。

りんご
秋から冬にかけて旬を迎えるりんごは、ポリフェノールや食物繊維が豊富。寒いこの時期は、焼きりんごやコンポートがおすすめです。

野菜

さつまいも
甘みが強く、焼き芋やスイートポテトにぴったり。

●かぼちゃ
煮物やスープに使われ、ビタミンAやカロテンが豊富。

●ごぼう
繊維質が多く、きんぴらや煮物に最適。

魚介類

●サバ
脂が乗っていて、焼き魚や味噌煮に最適。

●ブリ
冬の代表的な魚で、お刺身や照り焼きに向いています。

これらの旬の食材を使った料理は、体を温めてくれ、栄養もしっかり摂ることができます。

立冬の時期にふさわしいメニューを工夫してみるとよいでしょう。

この時期の過ごし方

立冬は、日照時間が短くなるため、気分が落ち込みやすくなる時期でもあります。

なるべくストレスをため込まず、快適に過ごすための工夫も大切です。

リラックス

ヨガや瞑想、アロマセラピーなどを取り入れ心身ともにリラックス効果を高めましょう。

ヨガは血行を改善し、ストレスを軽減するとも言われています。さらに、筋力の強化や柔軟性の向上など嬉しい効果も期待できます。 

 

野外での活動

寒い時期でも、外に出て自然を楽しむことはリフレッシュになります。ハイキングや散歩で秋から冬への移り変わりを感じるのも良いでしょう。 

温かい飲み物や食事

自家製のスープや鍋料理、ホットチョコレートやホットティーを楽しむのもおすすめです。心も体も温まります。

趣味に没頭する

寒い日には、室内での趣味に没頭するのもおすすめです。映画鑑賞、読書、手芸、絵を描くなど、自分の時間を大切にすることで心地よいひとときを過ごせるでしょう。