妊娠しやすい体?していい体?
まずは自分のBMIをご存知ですか?
BMI=体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)
例)身長153cm・体重50kgの方の場合
BMI=50÷1.53÷1.53=21.4となります
例)身長153cm・体重50kgの方の場合
BMI=50÷1.53÷1.53=21.4となります
不妊症と肥満って関係あるの?
一般的にBMIが24以上で排卵障害が出てくるといわれています。 BMI24~25で不妊症の率は1.5倍・BMIが30を超えると2.3倍以上になといわれています。 逆にBMI18.5以下でも排卵は止まりやすくなります。
ではなぜ排卵障害がおこるのでしょうか?
肥満になると血糖値を下げるためにインスリンを多く分泌するようになります。 これを受け卵巣からの男性ホルモンの分泌が増え、排卵障害を招き、不妊の原因につながります。 つまり、多嚢胞性卵巣症候群に似たような症状が引き起こされることもあるということです。
多嚢胞性卵巣とは?
エコー上では小さい卵胞がネックレス状に多数存在し、卵巣腫大で診断されます。さらにLHが高値・卵巣の表面が硬くなる・厚くなるなどで卵胞発育障害・排卵障害がおきやすくなります。肥満から多嚢胞性卵巣症候群に似たような症状が引き起こされると考えられる場合には肥満を解消することが先決です!!
妊娠と出産
もともと肥満があると、妊娠継続していくにあたり妊娠合併症の危険が増します。妊娠後に問題になるようなことは妊娠前から取り除いておきましょう。