■2025年の立春
2月3日(月)〜2月17日(月)
立春は「春を立てる」と書くように、春の到来を祝う大切な節目です。冬の寒さが和らぎ、草木が芽吹き始める頃であり、生命の再生や希望を意味します。この時期は、自然界が再び活気づく時期でもあります。
日本では、立春にさまざまな風習が行われます。特に有名なのが「節分」で、鬼を追い払うための豆まきが行われます。
節分について
節分の日
節分は毎年2月3日に行われますが、2025年の節分は2月2日です。
2025年の節分が2月2日になる理由は、立春の日付が影響しているからです。節分は「立春の前日」を指しており、立春の日が変わるため、節分の日も変動します。今年の立春は2月3日なので、その前日が節分の日となるのです。
目的
節分は、厄払いと共に、新しい季節を迎える準備をする意味合いがあります。鬼を追い出し、福を迎えることで、春の訪れを清々しい気持ちで迎えるのです。
節分の行事
豆まき
節分の夜に行われる最も有名な行事です。豆(炒った大豆)を家の中と外にまきながら、「鬼は外、福は内」と唱えます。これにより、邪気を追い払い、福を呼び込むとされています。
福豆を食べる
豆まきの後には、年の数だけ福豆を食べる習慣があります。これは、健康と幸福を願うためとされています。
恵方巻き
近年人気が高まっているのが、恵方巻きを食べる習慣で、その年の恵方(縁起の良い方向)に向かって無言で巻き寿司を一本丸ごと食べると、福が訪れると言われています。(2025年の恵方は、西南西(細かくいうと西南西微西))
この時期のガーデニング
2月は寒さが続く時期ですが、耐寒性のある花を選べば、お庭を明るく彩ってくれます♪
また、この時期に事前準備を行うことで、春のガーデニングシーズンを迎える準備が整います。
この時期におススメの花
パンジー
パンジーは寒さに強く、冬から春まで長い間咲いてくれます。カラフルな花びらが庭を明るくしてくれます。
ビオラ
ビオラはパンジーに似ていますが、より小さな花を咲かせます。寒い時期でも元気に咲いてくれるので、おすすめです。
カルーナ
カルーナは常緑の低木で、ピンクや紫の小さな花が咲きます。冬の間も彩りを保つので、庭に取り入れると良いでしょう。
クリスマスローズ
冬の間も咲くことができるクリスマスローズは、耐寒性があり美しい花を咲かせます。白やピンク、紫などバリエーションも豊富です。
この時期のガーデニングのポイント
1. 冬越しの準備
寒さに弱い植物をしっかり保護しましょう。寒冷地では覆いをかけたり、室内に移動させることで植物を守ります。
2. 土壌の準備
春に向けて土壌を改善しておくと良いです。堆肥や腐葉土を混ぜ込み、土壌の栄養を高める作業を行いましょう。
3. 新しい植物の植え付け
耐寒性のある植物を2月に植えると春に向けて順調に成長します。パンジーやビオラ、カルーナなどが良い例です。
4. 剪定
枯れた枝や花を剪定し、新しい成長を促しましょう。バラや低木はこの時期に剪定すると良い結果が期待できます。
5. 鉢植えの移動
鉢植えの植物は、日当たりの良い場所に移動させて日光を充分に浴びせましょう。特に冬の日光は少ないため、工夫してあげると良いでしょう。