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学会発表

学会発表

AIHの年齢、精液所見における妊娠率と累積妊娠率の検討
(生殖医学会 2015年)

○  兼光 珠里、 濱咲 舞、 稲飯 健太郎、 笠岡 永光

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【目的】

AIHを複数回施行し妊娠に至らない場合、ARTへのステップアップをすることが多い。今回、我々はAIHからARTへのステップアップのタイミングについて、妻年齢または精液所見別の妊娠率や、AIH施行回数における累積妊娠率から後方視的に検討した。

【方法】

2012年1月から2015年4月に当院でAIHを実施した1564周期を対象とした。精液所見により、Percoll 90%もしくはPercoll 45%を用いた密度勾配遠心法、また著しく状態が悪い場合はSperm Washing Mediumにて遠沈しAIHに使用した。患者の年齢と、精液所見がWHOガイドラインの精液分析基準値の精液量・精子濃度・精子運動率において全て満たす場合とそれ以外の場合に分けて妊娠率を検討した。またAIH施行回数での累積妊娠率を算出した。

【結果】

AIHを施行した患者の年齢別妊娠率は36歳以下で7.7%(68/884)、37歳以上で4.9%(33/680)となり、36歳以下と37歳以上で有意な差がみられた(p<0.05)。WHOガイドラインの精液分析基準値の精液量・精子濃度・精子運動率において全て満たしている精液所見での妊娠率は7.1%(60/842)、それ以外では5.7%(41/722)と有意な差はみられなかった。AIH施行回数での累積妊娠率は5回目までで82.2%となり、5回目以降は緩やかな増加率で8回目まででは96.0%となった。

【結論】

AIH施行回数が5~8回までにほとんど妊娠しているので、5~8回AIHを施行しても妊娠しない場合はある程度見切りをつけてステップアップする方が良いと示唆された。また、精液所見をWHOガイドラインの精液分析基準値で分類しても差がなかった。しかし妻年齢が37歳以上になると36歳以下と比べて妊娠率が低くなるため、37歳以上は5~8回というAIH施行回数にこだわらず、より早めのARTへの切り換えを検討する必要があると考えられる。


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