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学会発表

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ConventionalとICSI-受精方法選択の検討
(生殖医学会 2015年)

○  濱咲 舞 稲飯 健太郎 兼光 珠里 笠岡 永光

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【目的】

初回の採卵で受精方法を選択する際、精液所見が正常な場合conventional(以下con)を選択するが、中に受精障害の症例も存在する。一般的にconよりICSIの方が受精率は高いと言われているが、ICSI予定の卵の中には未成熟卵も含まれているためICSIできる個数は少なくなる可能性がある。そこで今回我々はconとICSIの予定卵数から最終的に受精・培養・凍結まで至った胚の比較、さらに凍結融解胚移植後の臨床妊娠率を比較し、精液所見が正常な場合どちらを選択する方がより良いのか検討した。

【方法】

2011.1.1~2015.5.31までにconを施行した313周期1797個、ICSIを施行した488周期3496個の卵を対象とし、正常受精率・胚盤胞発生率・良好胚盤胞率を比較した。ICSIの受精率に関しては、con群と条件を揃え『2PN胚/ヒアルロニダーゼ処理前の全ICSI対象卵』とした。また採卵数5個以上の症例において受精率30%以下の受精障害の割合も検討した。さらに同期間に凍結融解胚盤胞単独移植を施行したcon由来胚・ICSI由来胚の臨床妊娠率も比較した。

【結果】

con群・ICSI群の受精率は59.0%(1060/1797)・59.0%(2063/3496)、胚盤胞発生率62.9%(628/999)・57.1%(1092/1914)、良好胚率78.0%(490/628)・74.0%(808/1092)となり、受精率は両群に差を認めなかった。con群で胚盤胞発生率が有意に高く、良好胚率も高い傾向にあった。受精障害の割合は、con群で20.5%(30/146)・ICSI群で1.7%(4/232)でcon群が有意に高かった。融解胚盤胞単独移植における臨床妊娠率はcon群37.8%(85/225)・ICSI群36.7%(132/360)となり、臨床妊娠率では受精方法の違いによる差は認めなかった。

【考察】

今回の比較検討により精液所見が正常な症例はconを第一選択とした方が良いと考えられる。しかし受精障害がある可能性もあるため、採卵数が複数ある場合はSplitとし、数個でもICSIを行うことも有効であると考えられる。


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